ウエスト西のP/Sブログ

パチンコ・パチスロを256倍楽しむお話し!

さよなら名機たち。【CR】も【5号機も】なくなるその理由。

 

 

 

f:id:west_nishi:20190701220724p:plain

 

 

 

□□□ 別れはいつもついてくる

 

 機種名の頭に「CR」と付くパチンコ台や「5号機」と呼ばれるスロット台の設置期限が近づいてきていることはご存知のことと思います。
 代わりに2018年の2月から施行された法律で新しい規則で作られた台が出てきます。機種の頭に「P」が付くパチンコ機や「S」の付くスロット台(6号機)がそれにあたります。
 もともとパチンコとパチスロの台には設置期限がありまして、都道府県に機械の設置を申請し、許可が降りてから3年間がその期限となります。さらに特別措置として認定というものを申請するとそこから3年間の設置延長が認められます。つまり最大で6年間の設置ができるのです。

 今回の撤去は設置期限の最大6年間を迎えるものに加え、6年未満でも撤去しなければならない機種もたくさん存在します。
 先程の認定の話ですが認定を申請してから3年間設置期限が延びるものでして、例えば新台を設置して1ヶ月後に認定申請をしてしまうと1ヶ月+3年で、その機種は最大で3年1ヶ月しか設置できなくなります。

 なぜ6年を経過していない機種でも「CR」や「5号機」は撤去しなくてはならないのでしょうか。それは先程書きました2018年2月施行の規則改正に原因があるのです。
 例えば2017年に登場した機種で最大期間の設置を考えた場合、最初の設置から3年経過する2020年に認定を申請して3年間設置期限を伸ばせば2023年まで使える計算になります。
 しかし今回の規則改正で2018年2月以降、旧規則で作られた機械の認定申請は受け付けてもらえなくなったのです。そこでパチンコ店は仕方なくまだまだ設置できる台でも規則が変わって認定申請を受けられなくなる前に申請を出したのです。
 結果として先程の2017年に登場した機械を例にすると本来であれば2020年に認定申請をするところを2018年に申請をせざるを得なくなり、2018年+3年で2021年が設置期限となってしまったのです。

 少しややこしい話をしてしまいましたが「CR」や「5号機」は基本的に2021年の1月31日までが設置期限になります。(一部機種はさらに2~3ヶ月後の撤去になります)
 この大量撤去が発生する問題をパチンコ業界では2021年問題と呼んでいます。
 撤去する機械の代わりの機械を手に入れられないお店は廃業に追い込まれる可能性もあり、実際に資金力のないお店は2021年1月31日でお店をたたむこともすでに考えているようです。

 

  • 台の設置期限は最大で6年間
  • 2021年1月末が「CR」「5号機」の設置期限
  • 2021年1月末で営業をやめるお店も出てくる

 

 

□□□ もうおわりだね?まるで今日のことなんて思いもしないで

 

 5号機時代を彩った数々の機械たちが卒業していきます。

 2019年のうちにも、エウレカセブンラブ嬢化物語まどか☆マギカアナザーゴッドハーデスバジリスク絆モンスターハンター、などなど、そうそうたるメンバーが「卒業」していきます。なんとも寂しい限りですよね?
 そして2021年の1月末にはミリオンゴッド神々の凱旋もジャグラーたちも、私の大好きなハナビも、パチンコでいえばCR北斗無双もみ~んないなくなってしまいます!!(涙)

 お店によっては撤去する機種の代わりに新たに導入する台を買う費用が捻出できずに廃業してしまうところも出てくると思います。みなさまが通っているお店の「CR機」と「5号機」の数を1度かぞえてみるのも良いと思います。その台数×約40万円が台を購入する費用になります。廃業しないまでも台を撤去したあとをベニヤ板でふさぐお店も出てくると思いますがかなり売上が減ってしまうので設定状況に期待が持てなくなりますね。
 撤去が進んだあとも新しい台を買うことができる資金量が多いお店を選ぶことが今後の私たちがパチンコ・パチスロを打つ際の勝敗を決めるポイントになりそうですね。

 

  • スロットだけではなくパチンコのメイン機種も撤去される
  • 台を多く買えるお店が有利になる。台が買えなくベニヤでふさぐお店も
  • 今後は資金量が多い大手チェーン店での勝負がより有利になる?

 

 

□□□ さよならは別れの言葉じゃなくて

 

 なんだか暗い話ばかりになってしまいましたね。
 さらには2020年の4月から健康増進法により席に座りながらの喫煙が禁止されます。非喫煙者にとっては良いことで、吸い殻の回収やその他清掃業務が軽減されお店にとってもメリットがあります。
 しかし一方で喫煙者の来店回数に響いたり、タバコを吸うたびに席を立つのでその分、台が稼働しなくなりお店の儲けが減ってしまいます。お店の儲けが減るということは今まで以上にお客さんの負担が増える=高設定が減るということです。それはあまり歓迎できませんね。

 しかし「Re:ゼロから始める異世界生活」のような大ヒット機種もありますし、メーカーも知恵を絞って楽しい台をリリースしてくると思います。
 「ドンちゃん2」のようなノーマルタイプでも出玉と演出のバランスの取れた台が出てきていますのでそんなに悲観しなくても良いのかも知れません。

 またハーデス、まどか☆マギカ、バジリスク、その他いろいろな人気機種の後継機も

鋭意作成中とのことですので期待しましょう。

 6号機は総じて千円あたりに遊技できる回数が増えているので(ベースがアップしているとも言う)勝負は若干遅くなりますが時間あたりに負ける金額も少なくなり、そういう意味では私たちにとってプラスと考えることもできます。

 

  • 6号機でもすでに大ヒット機が出てきている
  • 人気シリーズの後継機も続々登場
  • 6号機は5号機よりも時間あたりの負け額が抑えられている

 

 いずれにせよ大好きなパチンコ・パチスロを今後も打ち続けると思いますので、台を開発するメーカーや、台を運用するお店には頑張ってもらいたいですね。

 

 それでは。また。