ウエスト西のP/Sブログ

パチンコ・パチスロを256倍楽しむお話し!

パチンコ・スロット台が設置されるまで【新台購入】

 

 

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□□□ 台はどこからくるのか 

 

 みなさまがいつも行くパチンコ店でも遊技台の入れ替えを行っていると思います。人気シリーズの最新台が折込チラシやテレビCM、LINE、P-world等で華々しく宣伝されホールにデビューすることもあれば、すこし古い台がひっそりとラインナップに仲間入りしている場合もあります。その新台はどこからやってくるのでしょうか。簡単に言ってしまえば「メーカーから」「工場から」少し古い台であれば「中古業者から」「チェーン店から」となります。ではどのようなプロセスを経て遊技台は最終的にパチンコ店に設置され、私たちが遊技できるようになるのでしょうか。大まかな流れを説明していきます。

 

  • 新発売の最新台をメーカーから購入する
  • 中古台は中古業者から購入する
  • もしくはチェーン店の在庫から中古台を移動する

 

 それと新台の価格はとても高いことも知っておいてください!ときには中古台のほうが数倍価格が高くなる場合もあります。この価格がネックとなりスロットで言えばなかなか設定をいれられない状況となっているのです。新台と中古台の価格がわかるサイトのリンクを貼っておきますので興味のある方は見てみてください。想像のはるか上をいく価格になっていると思います。店舗によって違うので一概に言えませんが新台を購入する費用は人件費や地代家賃を大きく上回り店舗の経費を圧迫している可能性が大いにあるのです。そしてそれは私たちの好きなスロットの設定状況に大きく影響しているということも忘れてはなりません。新台は打ちたいし、設定も入れてほしいし、お店にとってもプレイヤーにとっても共通のジレンマなのかもしれません。

 

新台価格「パチンコ・パチスロ情報島」

パチンコ・パチスロ情報島 新台機種スペック・導入日・新台情報をお届けします!

 

中古価格「中古機相場.COM」

中古機相場.com - パチンコ・パチスロ中古台の価格比較・相場サイト

 

 

□□□ 導入日はメーカーもコントロールが難しい

 

 まずは新登場の最新台についてです。メーカーの販売スケジュールに従い台の納品日や開店日が決められるのですがそう単純な話ではありません。本当に様々な要因が絡み合って新台の導入日が決まるのです。主たる要因をいくつか挙げてみたいと思います。

 

  • 自社の販売スケジュール
  • 都道府県別の新台入替可能日
  • 競合メーカーの販売日
  • 機械の適合状況
  • パチンコ店の購入台数・購入履歴

 

 ざっと挙げるとこのような要因でしょうか。まず メーカーの販売スケジュールについてですが、パチンコ業界以外の他の会社と同様に遊技台を製造・販売するメーカーにも年間で何台売りたい、これくらいの売上や利益を残したいという計画があります。その計画に基づいて台を販売していくのですが特に上場しているメーカーは株主の手前もありこの計画通りに売ろうとして強引に新台の導入日を設定してきます。しかしのべつ幕なしメーカーの希望する日程で台を導入できるわけではなく都道府県によって新台入替ができる日数や曜日が変わってきます。毎週数回の入れ替えができる県もあれば月に2回だけの県もあります。(警察行政のあり方が都道府県で違うのは困りものですがこれについてはまた別の機会に)その2回の入れ替え可能日に合わせたり、県境を接する地域のホールに配慮したりとなかなか大変のようです。

 競合するメーカーのビッグタイトル機と発売日が重なった場合、競争を避けて違う日に導入日を設定し直したりもします。そしてそもそも最近は発売するための遊技台そのものがなくて売るに売れないメーカーもあります。パチンコやパチスロの遊技台は勝手に作って勝手に売って良いものではなく、保通協といわれる検査機関で仕様や実打の試験を通過してさらに各都道府県の公安委員会の許可(検定)を受けて晴れて販売ができるのです。2019年4月現在でスロットが保通協の検査に適合する確率は20%以下となっていてメーカーも売る台の用意ができなくなってきています。

  リストの最後に挙げた購入台数・購入履歴の要因はパチンコ店に原因があります...というとパチンコ店に怒られてしまいそうですが単純に言うとパチンコ店の財力に大きく左右されます。

 

□□□ 買えるお店、買えないお店

 

  新台を買う「お店の事情」、新台を買ってもらう(買わせる)「メーカーの思惑」をお話しします。

 ある最新台がA店にはすでに導入されているのにB店には数週間してから導入され、どうせならB店も最初からA店と同じ日に導入すればいいのにと思ったことはありませんか?あとから導入したお店のほうが集客で不利になるのは明らかですよね。でもB店には最初からは新台が入ってこないのです。おそらくこれからも同じようなことが起こるでしょう。

 なぜならばメーカーにとってA店は上得意、とても良いお客さま。B店はお金のない2番手3番手の客となるからです。メーカーも売上を最大化するため様々な販売方法を考えます。どのパチンコ店も欲しがる(プレイヤーが打ちたがる)人気台は例えば「5台以上買ってもらえればトップ導入ができます。4台以下なら2周間遅れての導入となります」といった売り方をしてきます。この例では4台購入予定だったパチンコ店もあと1台注文を追加すれば5台となりA店と同じ最初の入替え日に導入できるのです。そうすればお客さんを逃さずに集客できるかもしれません。人気のない台を販売するときも人気のある台が「餌」となります。「この(不人気の)台を買ってもらえれば今後販売する人気のある台を優先的に購入できます」などのセールストークで抱き合わせ販売をしてメーカーは売上を伸ばそうとします。

 このように店の力によって新台の導入日が変わってくることもあります。

 

  • 台数を多く買うと早い導入日で入替えができライバルに差をつけられる
  • 時には抱き合わせ販売もある
  • お金のあるお店が人気の新台を買える
  • そしてそのお金は遊技客の懐から出てくる

 

※私は法律には詳しくないのでこのような販売方法が独占禁止法の不公正な販売にあたるのかはわかりません。組織ぐるみの販売方法の指示ではなくメーカーの営業マンの独断なのかもしれませんがこのような販売方法があることは事実です。 

 

記事が長くなってしまい、購入するまでの流れしか説明できませんでした。台が設置されるまでの流れの続きをまた書いていこうと思います。ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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