パチンコ・スロット台の価格【高額です】
□□□ 台は40万円以上
パチンコの貸玉料金は1玉4円以下(税抜き)であることはパチンコをしない人にもわりと広く知られていますが、パチンコ台の価格は意外と知られていないのではないでしょうか。
台の価格はいったいどれくらいと想像していましたか?パチンコ台もスロット台もかなりの高額になっています。見出しに書きましたが40万円以上の価格がついています。1台の値段ですので10台ずらっと並べると400万円以上の費用が掛かってしまいます。
ものすごい金額ですよね。お店は台の料金を払い家賃を払い、電気代や人件費も払わなくてはなりません。
最近は台の寿命(人気がありたくさんの人が入れ替わり遊技する状態)が短いため台の費用を回収するのもままならない場合もあります。結果として設定状況に影響してきたりもします。
それでは代表的な台の新台販売時の価格を見てみましょう。
まずはパチンコからです。
- CR大海物語4MTB→429,000円
- CRぱちんこAKBIII誇りの丘→499,800円
- P牙狼冴島鋼牙→529,900円
後ほど述べますが本体の価格となります。盤面の価格はもう少し安くなりますし、メーカーは使わなくなった台をパチンコ店から下取りをしていたりします。
続きましてスロット台の価格です。
- ハナビ→408,000円
- Re:ゼロから始める異世界生活→449,000円
- Sあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→448,000円
下取り値引き以外にも現金一括割引、複数台購入割引き、早期振り込み割引などたくさんの割引があるので定価で購入するケースは少ないと思います。
でもかなりの費用がかかることがわかると思います。
私は以下のサイトで新台の価格を調べています。みなさまも参考にしてください(参考にする用がある人も少ないと思いますが...。)
□□□ 中古台はもっと高い!!
パチンコ台には新台のほかにも中古で流通する中古台があります。
中古と聞くと一般的には新しいものよりも価格が安いイメージがあると思います。
しかしパチンコ・パチスロ台では逆の場合が多いです。人気のない中古台を導入してもお客さんは遊技をしてくれないので中古といえども人気のある台を購入しなくてはなりません。
スロットでは聖闘士星矢海王覚醒が一時期400万円を超える価格がついていました。驚きですよね。
ジャグラーシリーズも安定して100万円を超える値段がついています。
ではなぜ中古価格が高騰するのでしょうか。
それは人気のある台とそうでない台の差が大きくなっているからです。
お店で大人気のバジリスク絆は登場から6年が経とうとしていますがいまだに主力機種として活躍しています。全然人気のない新台を40万円で買うよりは多少高くても実績のある中古台を買ったほうが結局お店のプラスになるからです。
もうひとつの中古台が高くなる理由は新台の販売期間が非常に短いからです。
自動車や家電、洋服は少なくても数か月は同じものが手に入りますがパチンコ・パチスロ台はそうではありません。台を発売して1~2週間もあれば台の善し悪しがわかってきます。たいていの台は「良くない」ため発売日から1~2週間後にお店から注文が入ることはまずありません。入らない注文のために台を取っておく(在庫を抱える)のは非常にリスクであり新台を販売して得た利益すら飛ばしかねません。
台は様々な電子部品を使いまた電チューやアタッカー、キャラクターの模型などいろいろなプラスチックの部品が使われています。
電子部品は汎用性がありますが台特有のプラスチック部品は使い回しがきかないので部材を残すわけにはいきません。
北電子のジャグラーシリーズの様にあえて市場に出回る台数を少なくしてその価値を高める戦略的な販売方法も存在します。
このような理由で新台が手に入らず高価な中古機を利用するしかなくなるのです。
私がいつも参考にしている中古機の価格がわかるサイトを以下に貼りますので参考に(なるかわかりませんが)してください。普段見ることのない中古台の価格がわかって面白いですよ。
- 100万円を超える中古台も多くある
- 新台の販売期間が短いため後で買う場合は中古台しかない
- あえて販売台数を抑えて価格(価値)を吊り上げるメーカーもある
□□□ 台の値段、もう少し詳しく
新台の販売は大きく分けて「本体」と「盤面」、スロットであれば「本体」と「回胴部」に分かれます。
同じメーカーで販売時期が近い台は、同じ形の台になっていることはご存じでしょうか。玉を乗せる皿の部分であったりハンドルであったり音が出るスピーカーであったりその形状は機種が違ってもメーカーが同じであれば共通のものになっています。
逆に液晶表示や釘、盤面のデザインは当然のことながら機種ごとに違ってきます。
この共通の部分を枠、機種ごとに違う液晶側の部分を盤面(セル、ベニヤとも)と呼びます。
枠の部分は使い回しができるので盤面だけで購入し、枠を流用すると新台購入の費用を抑えることができます。本体と盤面の価格差はだいたい4~5万円くらいですがP牙狼冴島鋼牙のように9万円の差がある機種もあります。
この他にも台数値引きが1~5万円ほどついたり、5千円から1万円で使わなくなった台を買い取るメーカー下取りがあります。また、部材を再利用してスペックを変えて納品される「リユース」と呼ばれるスタイルの廉価な新台もあります。
スロットも、オリンピアや藤商事などの一部メーカーで外側の共通の筐体を使い回し中身のリールや基板を交換できる構造を採用しています。
中身の交換で外側を再利用して価格を抑える仕組みになっています。
- パチンコ台は枠と盤面に大別できる
- 新台は盤面だけの購入が可能(本体より割安)
- 台数、早期、一括払いなどの値引きで大きいお店ほど有利な価格で購入
今回は台の値段について書いてみました。仕入れ方によって同じ台でも価格が大きく変わってくることもわかっていただけたと思います。
それにしても高いですよね。人気のある台が増えれば新台を頻繁に買う必要がなくなり費用を抑えられるのできっと設定も上がってくるはず。
今後のラインアップに期待したいですね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
それではまた。