設定変更の見分け方【内部状態のリセット】
□□□ 設定変更の方法です
スロットを打つ際に気になることのひとつとして設定が挙げられます。自身が打っているこの台の設定は高いのか、低いのか。あるいは偶数なのか奇数なのか。はたまた設定が高いのであれば5なのか6なのか。そもそもそれ以前に設定は変更されているのだろうか。特に朝イチから、または0ゲームから遊技する場合は設定変更の有無が気になりますよね?
設定変更を見抜くいくつかの方法を紹介する前に、まずはスロット台の設定変更はどのように行われているのかを説明したいと思います。メーカーや機種を問わず設定変更する際に必ず行う作業は以下のとおりです。
- 電源を落とす
- 設定変更キーを回して「ON」に入れる
- 電源を立ち上げる
- 設定変更ボタンで任意の設定を選択
- 設定変更キーを元の位置に戻す
以上で設定変更作業は終了です。設定が変更されると台の内部情報の大部分がリセットされます。全部ではなく大部分というところが設定変更を見抜くのを難しくしています。内部情報のリセットの種類には、ARTやボーナスが成立していてもリセット、天井(あらかじめ決められた最大ハマリゲーム数に到達すると疑似ボーナスやAT、ART、チャンスゾーンなどの何らかの特典が発動すること)までのゲーム数がリセット、ゲーム数管理型の台ではプレイゲーム数のリセット、チャンスゾーンやボーナス抽選等の高確率・低確率ゾーンのリセットなどがあります。(機種によってリセットされるものとされないものに違いがあります)
- 設定変更をするには一度電源を切る必要がある
- 設定変更すると台の内部情報がリセットされる
- 同一設定の打ち直しでも同様にリセットされる
□□□ 内部状態の変化で設定変更を察知する
極端な例を挙げますと、閉店時間が来たためボーナス中に遊技を終了し、翌日その台がボーナス中であれば設定はほぼ据え置きとなります。閉店直前にハナビでリーチ目が出現しボーナスの成立を察知して遊技を終了し、翌日その台にボーナスが残っていたら設定は据え置きとなります。このように前日の内部状態が残されていたら据え置き、前日の内部状態が消えていたら変更というのが基本的な考え方です。もちろん例外やお店が設定変更の痕跡を残さない対策を立ててくる場合もあるので100%変更や据え置きが見抜けるものではないということも忘れないでください。
設定変更を見分けられる代表的なものとして他にはゲーム数の管理で疑似ボーナスやAT、ARTを抽選している機種の挙動に注目するという方法が挙げられます。設定変更でそれまでのゲーム数がリセットされるため、例えば天井発動まで100Gを残してやめ、次の日に同じ台を遊技して100Gが経過しても天井が発動しなかった場合は設定変更の可能性が濃厚となります(天井までのゲーム数がリセットされない機種もあります)。
特定のゲーム数の周期で大当たりの抽選を行う機種では前日の最終ゲームが重要となります。たとえば200G台ごとに大当たりの抽選確率がぐんと上がる機種の場合を例にします。前日300Gでやめられた台が据え置かれていた場合、前日からの持ち越しであと100G遊技するとに大当たりの可能性が高くなるゾーンを迎えることになります。そしてその通りに本日の遊技で100Gを過ぎたあたりで大当たりを引き当てたらそれは機種の特性から考えて設定は据え置きが濃厚になります。前日の最終ゲーム数を表示しているパチンコ店も多くなってきているのでこの内部のゲーム数を利用した設定変更判別はやりやすくなってきているのではないでしょうか。データ表示機が前日の最終ゲーム数の表示に対応していなかった場合、閉店間際にメモを取る必要があります。いずれにしても前日の最終ゲーム数は必要になりますし、機種特性の把握も重要になります。このブログでは設定変更を推測する大まかな考え方を書いていますので機種ごとの詳しい仕様は他のサイトで調べてくださいね。
設定変更でリセットされる「内部状態」を以下に箇条書します。その中でいくつかの重要なものは後日個別に記事を書いて説明しようと思います。今回の記事では基本の基本を書いたのでスロット初心者の方以外は退屈だったかもしれませんが徐々に内容の濃い話も出てきますので楽しみにしていてくださいね。
- ボーナスフラグ、AT、ART、疑似ボーナスなどの大当たり
- 消化ゲーム数(天井や大当たりするゲーム数)
- 何かしらを抽選する高確率・低確率の状態
- 5.9号機以降の有利区間(状態表示ランプ)
- クレジット情報、払い出し表示
- リール停止位置の内部認識(リールガックンに関係する)
- リプレイの(高確率)状態
上に箇条書したものは機種によってはリセットされないものもあるので注意が必要です。
ほかにも設定変更判別に利用できる、リセットされる内部状態がありましたらコメント欄を通じて教えてくださいませ。よろしくおねがいします。
それでは、また。
今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。
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