ウエスト西のP/Sブログ

パチンコ・パチスロを256倍楽しむお話し!

ドンちゃんの設定は高い!?【設定6投入率】

 

 

f:id:west_nishi:20190716231620p:plain

 

□□□ 人気機種は設定が入る 

 

 パチンコ・パチスロの台はたくさんのプレイヤーに注目され遊技されて人気のある機種へとなっていきます。たくさんのプレイヤーの注目を浴びるということは比較されるということでもあります。このお店とあのお店、どちらが台数が多いだろう、どちらがよく出ているだろうと厳しい目で比べられてしまいます。そのためパチンコ店は台数規模でライバル店に優位に立とうとしたり出玉を出してお客さんを取り込もうと努力します。その結果不人気台よりも人気台を打つ方が私たちプレイヤーは高設定を掴む可能性が高くなります。高設定を掴むからまた打ちに行く、打ちに来るからまたパチンコ店も高設定を入れる、といった幸せなプラスのスパイラルが発生します。

 人気の機種はたくさんのプレイヤーに支持されているので機種の寿命も長くなります。ここでいう寿命とは台が設置されてから人気がなくなって撤去されるまでの期間をいいます。何度かパチンコ・パチスロの新台の価格を述べてきましたがあらためて記載するとだいたい1台あたり20万円~50万円もの値段が付いています。平均すると41~42万円くらいでしょうか。パチンコにおいては部品を再利用してベース機から他のスペックへの転換を安価に行うリユースといわれる新台があります。1/319の確率の機種が発売されたのち数カ月後に1/99の確率の兄弟機がリリースされることがありますよね。兄弟機の全てではないですが、もととなる1/319の確率の機械をメーカーに返却して部品を再利用して1/99の確率の機械に生まれ変わって再度パチンコ店に設置されるパターン、これをリユース機といいます。メーカーによってはパチループ(三洋)とかエコパチ(ニューギン)とか独自の名称で呼んでいます。このリユース機がだいたい20万円くらい、サンセイというメーカーの牙狼や京楽というメーカーの仕事人などは50万円以上の価格にもなります!その値段に驚きですよね。

 ちょっと話がそれましたがこれだけ高価な新台ですから寿命が長いほうがパチンコ店にとっても入替えのコストを抑えることができるので人気機種は大歓迎なのです。人気機種が多ければ多いほど高価な新台を買わなくて済むのでその費用を高設定を投入してプレイヤーに還元できるのです。

 

  • 人気機種は高設定が入る可能性が高い
  • 新台は高価
  • お店のお金も有限なので台を買うと高設定は減る

 

 

□□□ ドンちゃんの同期たち

 

 機種の寿命が長ければ長いほど高設定が入る傾向にあるとお話しましたが、ハナビの寿命もかなり長いですよね。ハナビがパチンコ店に登場したのは2015年の2月です。青、黒、白パネルがありますが厳密に言うと最初に登場した青と後から登場した黒白は別の機種になります。

 さて2015年に登場したパチスロ台にはなにがあるか覚えていらっしゃいますか。ドンちゃんの同期を1部リストアップしてみます。今も現役の機種もあれば記憶の彼方に去ってしまった機種もあります。ドンちゃんの同期の機種を見るとドンちゃんのロングランがいかにすごいことかわかってもらえると思います。

 

  • パチスロ黄門ちゃま喝
  • パチスロアラジンA II
  • 戦国コレクション2
  • 麻雀物語3役満乱舞
  • ゴーゴージャグラー
  • ミリオンゴッド神々の凱旋
  • パチスロ修羅の刻
  • パチスロゴッドイーター
  • デビルサバイバー最後の7日間
  • ヱヴァンゲリヲン希望の槍
  • パチスロバイオハザード6
  • マイジャグラーIII
  • 煩悩BREAKER禅
  • サンダーVリボルト
  • 北斗の拳~強敵~
  • マクロスフロンティア2
  • 花の慶次・傾奇者の宴
  • ガールズ&パンツアー
  • 鬼武者3時空天翔
  • リノ

 

 同期の中でも比較的活躍した機種をピックアップしましたがそれでも大半はパチンコ店から姿を消しているのではないでしょうか。

 参考にしたサイトのリンクを貼りますので見てみてください。懐かしいあの機種、マイナーなあの機種もドンちゃんの同期なんです。

 

2015年パチンコ・パチスロ導入日カレンダー | パチンコビレッジ

 

  • ハナビは他の機種に比べて長く設置されている

 

 

□□□ ハナビの設定6投入率

 

 同時期に登場した機種と比べてハナビがいかに寿命が長いかが理解できたと思います。すぐにいなくなってしまった同期の機種とハナビの寿命が同じだった場合、現在ハナビが設置されている場所に違う機種が設置されていることになります。その違う機種の導入に大きな費用がかかるので寿命が短いということは、パチンコ店にとって負担となり設定にお金を回せなくなってしまうのです。

 いよいよハナビの設定6の投入率のお話しに移りますが、某ビッグデータによると導入からの累計データでハナビの設定6は約2%台の後半の投入率となります。100台のうち2~3台が設定6となります。もちろん日付もお店もイベントの日もそうでない日も全部平均しての設定6投入率になります。

 設定6の設置台数が100台につき2~3台と聞いて多いと思いましたか?少ないと思いましたか?2~3%の設定6投入率でも現在設置されている機種の中でハナビはかなり高い部類に入ります。

 

  • 新台を入替えないで済む場合は設定にお金を回せる
  • ハナビの設定6は100台につき2~3台
  • ハナビの設定6投入率は他の機種よりはるかに高い傾向

 

 設定6の使用状況がわかったと思いますがその他の設定の投入率やパチンコ店がどのくらいパチンコ・パチスロで利益を上げているのか、勝ちやすい地域はあるのかなどを次の記事で書いていきます。楽しみにしていてくださいね。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

だめ!ぜったい!【不正はバレます】

 

f:id:west_nishi:20190712210621p:plain

 

 

□□□ パチンコ店での犯罪の数々

 

 目を覆いたくなるような悲惨な事件が無くなることはなく多く発生していますね。中には犯人が見つからず迷宮入りしてしまう事件もあります。被害に遭われた方、そのご家族などの心中を考えると早く犯人を捕まえて罪を償ってほしいと感じます。日本の警察はそれでも優秀で殺人や強盗などの凶悪犯の検挙率は80%に上るそうです(それでも20%は未解決です)。

 パチンコ店でも放火や誘拐といった凶悪な犯罪が数年に1度発生して世間を驚かせていますが、もう少し軽い窃盗や器物損壊といった犯罪は頻繁に発生しているのが実状ではないでしょうか。2016年に起きた、負けが込んだ遊技客によってMAX機のCR牙狼が大量に破壊された事件は覚えている方もいらっしゃると思います。今年2019年は東京都大田区のパチンコ店で斧によるガラスや設備の破壊がありました。ニュースにならないような事件としてはやはり財布やカードの窃盗でしょうか。台に置いたままにしている現金の入ったお財布を盗んだり、プリペイドカードを盗んで精算したり、私たちプレイヤーが被害者になる犯罪も多いです。床に落ちているプリペイドカードをついつい拾って盗んでしまうパターンもあります。盗むほうが悪いのですが、そこにカードが落ちていなければ犯罪者になることもなかったのにと思えるケースも多いですね。常連のお客様が出来心で落ちていたカードなり現金なりを盗み、それが発覚した場合、当然盗むほうが悪いのですが、その常連さんはもう気まずくてお店に来れなくなります。

 ほかに多いのが器物破損です。ガラスを殴って割る人、たばこの火を押し付けて台や椅子や床を焦がす人、ライターで直接台をあぶる人も見たことがあります。気持ち悪い例としては台のガラスにツバを吐きかける人、入り口のガラスにツバを吐きかける人、トイレに大小便をまき散らす人、トイレに異物を投げ込み詰まらせる人などが挙げられます。台や入り口のガラスに吐きかけられたツバは本当によく見かけます。みなさまも誤ってツバに触れてしまうことがないようにお店に出入りする際や台に座る際には一度確認したほうがいいと思います。

 その他にはゴトと呼ばれる台から玉、メダルを不正に抜き出す犯罪があります。またサンドや島の端にある金庫から紙幣を抜き取る犯罪、両替したがお金が出てこないと嘘を言ってお金をだまし取る事例もあります。さらには両替機をまるごとかついで持っていってしまう事件もあったそうです。

 

  • プリペイドカードを盗む
  • 財布を盗む
  • 台を壊す

 

これがパチンコ店でもっとも多い犯罪ではないでしょうか。

 

□□□ 防犯カメラはとても優秀

 

 パチンコ店にはたくさんの防犯用のカメラが設置されていることがよく知られています。なかには「監視カメラ」と呼んで店長がお客を観察して出す出さないを決めていると思っている方もいるでしょう。お店はお客を監視していませんし、お客によって出す出さないを使い分けることもできません。ただ防犯のためにカメラを使っているのです。これについてはまた別の記事で書いていこうと思います。

 では防犯カメラの性能はどれほどかをご存知でしょうか。もちろんお店のカメラによって性能はまちまちですが防犯カメラは新聞の字も読めるほど精度が高いです。360°回転し可視範囲が広く新聞の文字も余裕で読めるほどの高性能デジタルカメラが使われています。お店によって各台にカメラが、あるいはパチンコ台2台につきカメラ1台がついていてお客の手の動きから顔の表情までクリアに映し出しています。さらにハイテクなお店はサンドの中にカメラを仕込んでいてよりカメラとお客の距離が近くなり細かな動きを捕捉しています。台だけではなく両替機や精算機など重要な場所には当然カメラのレンズが向けられています。また、あとで犯人を追跡したり割り出したりすることができるように出入り口には必ずカメラがセットされています。郊外店は駐車場にもカメラがあり車のナンバーまで特定することが可能です。

 

  • 新聞の字も読めるほどのズームが可能
  • プレイヤーのすぐ近くにカメラがある場合も
  • サンドの中にカメラが隠れているお店もある

 

 

□□□ 万全のセキュリティシステム

 

 パチンコ店はカメラだけではなく様々なセキュリティ対策が施されています。すべての遊技台は事務所のコンピュータでデータを収集されていて、このコンピュータには通常の範囲を超えて玉が出ていたり、玉・メダルを借りていないのにプレイをしていたり(持ち込み)、台から出てきた玉・メダルの数以上に計数機で計数されていたりするとすぐに異常を報せるアラートが標準で用意されています。

 パチンコ店で使われているプリペイドカードには1枚1枚シリアルナンバーが付いていて何時何分に何番台でどのようにカードが使われたかがすぐに分かるようになっています。台でサンドにお金を入れてカードを生成してから精算機で精算するまで分単位秒単位で履歴を追うことができます。それと防犯カメラをリンクして調べるとカードの窃盗犯をすぐに割り出すことができ、決定的な証拠ともなります。

 さきほどサンドの中にカメラが仕込まれている場合があると書きましたがこのサンドの中のカメラは高度な顔認証システムとセットになっています。このサンドのカメラは普段はプレイヤーの性別や年齢のデータを集めたり個人の遊技時間、使用金額、遊技機種などのデータを集めるために使用されています。しかしひとたび不正が発生すればたちまち防犯カメラに変身します。台を傷つけたり、よそのお店から玉を持ち込んだり、その他不正を働いたお客を顔認証で登録しておくと次回来店時に検知してすぐに報せてくれます。わざわざいつ来るとも知れない相手を店員が目を光らせて待つ必要はないのです。

 たとえほんの出来心でも犯罪になってしまうので玉・メダルをよそのお店から持ち込んだり、床に落ちていたとしても他人のプリペイドカードを使用・精算しないようにしましょう。カメラをはじめ、パチンコ店のセキュリティ体制はかなり高度なレベルで整っているのです。

 簡単にパチンコ店のセキュリティについて書いてみました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 それでは、また。

 

  今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

 コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

 

 

お客様は神様ではない!?【パチンコ台販売の手法】

 

f:id:west_nishi:20190712205838p:plain

 

 

□□□ 台がないと営業ができない

 

 装置産業という言葉をご存知でしょうか。デジタル大辞泉によると「生産工程が大規模な装置によって構成され、自動化されている産業。石油化学工業、鉄鋼業など 」とあります。装置によって製品(パチンコでいえば遊技してもらうこと)のほとんどの部分がまかなわれているというところは規模の差こそあれパチンコにも当てはまると思います。サービス業にこの言葉を当てはめるのが妥当なのか私にはわかりませんが、ウィキペディアの装置産業の説明にある「十分な装置や設備を整えればそれだけで一定の成果・収益が期待できるとされる産業を指す言葉」この一文を読むとパチンコも装置産業と言えるのではないかと思います。遊技台に着席して台の間の紙幣投入口にお金を入れて、玉が出れば各台に備え付けられている自動計数機に玉を流し最後に景品カウンターに寄って退店する。なにかトラブルが発生しない限りお客の相手は機械が行います。

 このようにパチンコ店になくてはならない物が、当たり前ですが、パチンコ・パチスロ台なのです。ですから台を買わないという選択肢は基本的にパチンコ店にありません。人気のある台なら、なおさらお店に設置して自動的に多くのお客さんの相手をしてもらいたいと考えています。

 そして今回の記事は台を購入するお金は最終的には誰が負担するのだろうということを念頭に読んでいただけるとありがたいです。

 

  • 台を置いておくだけで半自動的に売上が発生する
  • サービスや接客が素晴らしくても台が1台もなければ客は来ない
  • メーカーもそれを知っている

 

 □□□ お客様は神様ではない?

 

 遊技台を製造するメーカーは台が売上を生む根源であり、パチンコ・パチスロ台が存在するおかげでパチンコ店が成り立っていることを十分に理解しています。パチンコ店が台を欲しいと思う心理をうまく利用して販売台数を最大化しようとあの手この手でセールスを仕掛けてきます。2018年の新台販売台数はパチンコとパチスロを合わせて200万台程度でした。2014年度はパチンコだけで200万台を売っていたことを考えるとその数は減ってきていてメーカーも決して安泰なわけではありません。そのため知恵を絞って多くの台を売ろうと考えているのです。

 メージャーな売り方は一般の商品でもよくあるたくさん買うと安くなるというものです。パチンコ・パチスロでは台数値引きと呼ばれています。2台までは定価で3台目から1台あたり2万円引きますよといった販売方法ですね。次によくある方法は導入日の優遇です。ライバル店は2台買うので早く導入できて、1台しか買わないお店はライバル店の次週の導入になってしまうという販売方法です。1週間の差は結構大きな差になってしまいますよね?特にお盆や年末年始をまたいで納品日を設定されると少しお金がかかってもたくさん買って早く導入したいと思う気持ちが強くなります。他には人気台を手に入れるための権利を売るという意味合いで不人気台を販売するという手法もあります。例えば半年後に超人気台の発売があるとして、その台は生産台数が少なく全部のパチンコ店が買えるわけではないとした場合、不人気台も買ってくれたパチンコ店に優先的に人気台の購入権利を回します。オリンピックのチケットのように公正に抽選して販売するといった方法は採られていません。1台でも買ってくれればお客様は神様です!といった対応ではないのが遊技台の販売です。メーカーはお金のあるパチンコ店をメインに相手をしています。

 

  • たくさん買うと台数値引きがある
  • たくさん買うと納品日での優遇がある
  • 人気台のために要らない不人気台も買う

 

□□□ まだまだある販売方法

 

 パチンコ・パチスロの新台の価格は様々ですが1台40万円以上するものと思ってもらっても間違いはありません。以下に最新台の価格がわかる便利なサイトのリンクを貼っておきますのでぜひ見てみてください。その価格に驚くと思います。

 

ぱちんこ&スロット新機種速報一覧 | G-net

 

 新台の価格が高いことがおわかりいただけたと思いますがすべてのパチンコ店が好きなだけ台を買えるわけではありません。そこでお得なレンタルプランを用意しているメーカーもあります。3ヶ月間新台をレンタルして14万円!みたいなプランです。3ヶ月が経過した後は台を返却、もしくは継続、もしくは残価を払って買い取り、などの選択肢があります。3ヶ月も使えば人気が落ちてくる台が多いのでこのレンタルプランはお店にとってもお得なプランだと思います。その他には1台の購入でも純粋に値引きして販売するということもあります。メーカーがすべて直接パチンコ店に台を販売しているわけではなく販売代理店が間に入っている場合も多くあります。みなさまの街にあるトヨタのお店、日産のお店も、たいていは販売代理店です。トヨタだけの車を売る、ホンダだけの車を売る、といった特別な契約を交わしているだけでトヨタやホンダ、日産とは全く別の会社が運営しています。パチンコは場合によっては販売代理店の方が値付けに自由度があり値引きで台を多く売ることも可能です。代理店はメーカーから販売手数料をもらっているのでその販売手数料を利用して割引ができるのです。

 少し強引な売り方になると販売代理店にメーカーが台を買わせるという手法があります。買わせるという表現は間違っているかもしれませんが代理店が「忖度」して以下の手法で販売台数を上積みさせることもあります。販売代理店は中古販売も行っている場合も多く、新台を買ったパチンコ店から中古機としてその台を買い取る契約を結んでとりあえず新台を納品するというケースがあります。たとえば40万円の台をパチンコ店に買ってもらうのとセットで、2週間後に販売した新台を撤去してもらい代理店が38万円で買取るという契約をします。パチンコ店は2万円でわずかの間ですが新台を設置することができ、代理店も台が値崩をしていなければ中古転売をしても損をしない場合があります。なにより代理店はメーカーに対して販売の実績を作ることができます。それに意外と中古価格も高く、特にパチンコの海物語系は中古でも値崩れしにくい傾向にあります。中古価格のサイトのリンクも貼りますのでのぞいてみてください。

 

中古機相場.com - パチンコ・パチスロ中古台の価格比較・相場サイト

 

 あまりに販売が振るわない代理店はメーカーから契約を打ち切られてしましいます。トヨタのお店がトヨタ自動車本体から車を卸してもらえなくなったら大変ですよね?パチンコも代理店の立場が弱い場合が多々あるのです。

 

  • メーカーによっては新台を廉価でレンタルするプランがある 
  • メーカー直販だけではなく代理店からの購入もたくさんある
  • 代理店が実績づくりで強引に販売する場合もある

 

 他にも新台の出玉性能をアピールしたり、都合の良い市場分析をして台の必要性を説いてセールスしたり、版権の有名度合いを説明して売ろうとしたり必死の営業を行います。なんだか悲惨な販売方法もありましたが私が営業マンでしたらなりふり構わず販売してしまうんでしょうね。

 いずれにせよ新台の購入費用は言うまでもなく私たちのお財布から出ているのです。無駄な新台を買うことなく適正台数を購入できる体制が整えば私たちの負担も減ってもう少し出玉に回せてもらえるのですがまだまだそのような日は来そうにありませんね(涙)。パチンコ店だけではなくメーカーにとっても最終のお客様であるはずの我々が、台の販売合戦の影響でないがしろにされている気がします。

 

 それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

 

 

www.westnishi.com

 

 

パチンコ・スロット台が設置されるまで【書類・設置】

 

 

f:id:west_nishi:20190710223005p:plain


 

 

 

□□□ 勝手に変更してはいけない

 

 パチンコ店は遊技客に賞品を提供することが法律で認められている商売です。以前の記事でも書きましたがこの賞品提供を許可されているということがとても重要で、パチンコ店がパチンコ店でいられる根っこの部分になります。他のギャンブルで三店方式※を採っても賭博罪でたちまち警察に摘発されてしまうのは 価値のあるもの=賞品 を提供する賭博になってしまうからに他なりません。ルーレットやポーカー、バカラなどで直接お金を賭けることはもちろんNGですが、勝負の結果に応じてチップのやり取りがあったり、チップと賞品の交換をすること自体が違法になるのです。巷間言われている「パチンコだけ警察と癒着していて守られている」という批判は的外れだと言うことになります。

  賞品を提供できる特権を与えられたパチンコ店ですがその特権の代わりに非常に厳しいルールを守ることで営業を続けることができます。店を作るときはもちろん、普段の営業でも事細かな法律の規制があります。パチンコ・パチスロ機の設置や部品の交換についてももちろん厳しい決まりがあります。

 ※過去記事 パチンコはグレーゾーン?【交換・換金】を参照してください。

 

www.westnishi.com

 

 

  • パチンコ店は許可をもらって営業をしている
  • 許可をもらう代わりに厳しい法律(風適法)を守らなくてはならない
  • 台を設置するにも撤去するにも届け出が必要

 

 

□□□ 新台の設置には事前に申請が必要

 

 新台が発表されメーカーとの商談がまとまりいよいよ新台の導入が決まったとします。メーカーから店の倉庫に新台が納品され新台入替の前日の夜に台を設置してあとは開店を待つのみです。ところが新しい台を設置するという届け出をしていなかった場合無承認変更(公安委員会の承認を経ずに台のラインナップを変更した)の罪に問われて営業停止処分、場合によっては営業取り消しになってしまいます。

 台を購入した際に「この台は検定を受けたときと同じ状態で、玉が出すぎたり出なすぎたりする改造はされていませんよ」というようなことをメーカーが保証する保証書が発行されます。この保証書とともに公安委員会(警察)に「◯月◯日に〇〇という新台を入替えます。代わりに〇〇という台を撤去します」という届け出(変更承認申請)をします。これは新台にかかわらず、折れた釘を交換したり、スロットのスタートレバーが壊れて交換する場合など、部品の交換も同様に申請を出してから交換します。

 新台の入替えに話を戻しますが、警察への申請をし、申請日に合わせて台を設置した後メーカーが台の状態を点検に来ます。納品した台と同じものか、釘の状態が正常か、その他動作に不具合がないのかを見ていきます。このメーカーの検査を終えたあとにいよいよ警察の検査があり(一部この検査がない地域もある)問題がなければ新台入替が承認され晴れて新台の開店となります。

 

  • 警察に新台を入れ替える旨の申請を出す
  • メーカーも新台の状態を検査する
  • 警察は書類と現物の遊技台を検査して台の入替えを承認する

 

 

□□□ 何をするにも届け出を 

 

 上記の通り新台入替以外でも部品の交換で事前の申請が必要になります。遊技機の性能に大きな影響を与えないもの軽微なものに関しては事後の届け出がOKなものもあります。例えばパチンコ台のガラスが割れた場合ガラスを新しいものに交換し、事後報告という形で変更届というものを警察に提出します。

 台以外でもたとえば今まで通路だった場所にお客の休憩コーナーを設置して大きなテーブルを置いたり自販機を設置してお店の面積が変わってしまった場合なども事前の届け出が必要になります。

 賞品を提供できるという大きな特権を得た代わりに厳しくルールを守り自身を律していくということもパチンコ店に求められているのです。

  

 新台を設置するにあたり事前の申請→警察による実際の台の検査があると書きましたが、この警察の検査の前にメーカーの点検確認があります。なぜ警察の検査があるのにその前にメーカーの検査が必要なのでしょうか。それはメーカーがしっかり言い訳をできるようにするために点検を行っているのです。万が一警察の検査で「釘が曲がっている」「不正な基板が取り付けられている」「台が正常に動作しない」などを指摘された場合メーカーはメーカー点検時には異状がありませんでした=台の出荷時に異状がありませんでした=パチンコ店が何かしたのではないでしょうか=メーカーの責任ではありません。という言い訳のために行っているのです。

 2015年にメーカーは警察より「その他の穴にあまりに玉が入らないけれど、都道府県に新台の設置許可を求める検定時と異なる性能の台をパチンコ店に納品しているんじゃない?」とチクリと釘を刺されました。実際に保通協の試験通過時、公安委員会の検定時とは違う釘の打ち方をした台をパチンコ店に納品していたため2回目の指摘を受けないよう今度は出荷時の釘の状態を試験、検定時と同じ形にしてきたのです。もし2回目の「その他の穴に玉が入らないけれど...異なる性能の台を納品しているんじゃな?」と言われた場合、メーカーは点検をしているのでその点検の際には問題がなく、その後に変わってしまった=パチンコ店のせいですと言えるようになったのです。

 

  • 台以外にも何か変更があれば届け出が必要
  • 警察の検査で不備があればパチンコ店に責任がある

 

 少し最後は余談になりましたが、ごく簡単に説明するとこのような流れでパチンコ店に新台が設置されるのです。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

パチンコ・スロット台が設置されるまで【新台購入】

 

 

f:id:west_nishi:20190709232021p:plain

 

 

 

□□□ 台はどこからくるのか 

 

 みなさまがいつも行くパチンコ店でも遊技台の入れ替えを行っていると思います。人気シリーズの最新台が折込チラシやテレビCM、LINE、P-world等で華々しく宣伝されホールにデビューすることもあれば、すこし古い台がひっそりとラインナップに仲間入りしている場合もあります。その新台はどこからやってくるのでしょうか。簡単に言ってしまえば「メーカーから」「工場から」少し古い台であれば「中古業者から」「チェーン店から」となります。ではどのようなプロセスを経て遊技台は最終的にパチンコ店に設置され、私たちが遊技できるようになるのでしょうか。大まかな流れを説明していきます。

 

  • 新発売の最新台をメーカーから購入する
  • 中古台は中古業者から購入する
  • もしくはチェーン店の在庫から中古台を移動する

 

 それと新台の価格はとても高いことも知っておいてください!ときには中古台のほうが数倍価格が高くなる場合もあります。この価格がネックとなりスロットで言えばなかなか設定をいれられない状況となっているのです。新台と中古台の価格がわかるサイトのリンクを貼っておきますので興味のある方は見てみてください。想像のはるか上をいく価格になっていると思います。店舗によって違うので一概に言えませんが新台を購入する費用は人件費や地代家賃を大きく上回り店舗の経費を圧迫している可能性が大いにあるのです。そしてそれは私たちの好きなスロットの設定状況に大きく影響しているということも忘れてはなりません。新台は打ちたいし、設定も入れてほしいし、お店にとってもプレイヤーにとっても共通のジレンマなのかもしれません。

 

新台価格「パチンコ・パチスロ情報島」

パチンコ・パチスロ情報島 新台機種スペック・導入日・新台情報をお届けします!

 

中古価格「中古機相場.COM」

中古機相場.com - パチンコ・パチスロ中古台の価格比較・相場サイト

 

 

□□□ 導入日はメーカーもコントロールが難しい

 

 まずは新登場の最新台についてです。メーカーの販売スケジュールに従い台の納品日や開店日が決められるのですがそう単純な話ではありません。本当に様々な要因が絡み合って新台の導入日が決まるのです。主たる要因をいくつか挙げてみたいと思います。

 

  • 自社の販売スケジュール
  • 都道府県別の新台入替可能日
  • 競合メーカーの販売日
  • 機械の適合状況
  • パチンコ店の購入台数・購入履歴

 

 ざっと挙げるとこのような要因でしょうか。まず メーカーの販売スケジュールについてですが、パチンコ業界以外の他の会社と同様に遊技台を製造・販売するメーカーにも年間で何台売りたい、これくらいの売上や利益を残したいという計画があります。その計画に基づいて台を販売していくのですが特に上場しているメーカーは株主の手前もありこの計画通りに売ろうとして強引に新台の導入日を設定してきます。しかしのべつ幕なしメーカーの希望する日程で台を導入できるわけではなく都道府県によって新台入替ができる日数や曜日が変わってきます。毎週数回の入れ替えができる県もあれば月に2回だけの県もあります。(警察行政のあり方が都道府県で違うのは困りものですがこれについてはまた別の機会に)その2回の入れ替え可能日に合わせたり、県境を接する地域のホールに配慮したりとなかなか大変のようです。

 競合するメーカーのビッグタイトル機と発売日が重なった場合、競争を避けて違う日に導入日を設定し直したりもします。そしてそもそも最近は発売するための遊技台そのものがなくて売るに売れないメーカーもあります。パチンコやパチスロの遊技台は勝手に作って勝手に売って良いものではなく、保通協といわれる検査機関で仕様や実打の試験を通過してさらに各都道府県の公安委員会の許可(検定)を受けて晴れて販売ができるのです。2019年4月現在でスロットが保通協の検査に適合する確率は20%以下となっていてメーカーも売る台の用意ができなくなってきています。

  リストの最後に挙げた購入台数・購入履歴の要因はパチンコ店に原因があります...というとパチンコ店に怒られてしまいそうですが単純に言うとパチンコ店の財力に大きく左右されます。

 

□□□ 買えるお店、買えないお店

 

  新台を買う「お店の事情」、新台を買ってもらう(買わせる)「メーカーの思惑」をお話しします。

 ある最新台がA店にはすでに導入されているのにB店には数週間してから導入され、どうせならB店も最初からA店と同じ日に導入すればいいのにと思ったことはありませんか?あとから導入したお店のほうが集客で不利になるのは明らかですよね。でもB店には最初からは新台が入ってこないのです。おそらくこれからも同じようなことが起こるでしょう。

 なぜならばメーカーにとってA店は上得意、とても良いお客さま。B店はお金のない2番手3番手の客となるからです。メーカーも売上を最大化するため様々な販売方法を考えます。どのパチンコ店も欲しがる(プレイヤーが打ちたがる)人気台は例えば「5台以上買ってもらえればトップ導入ができます。4台以下なら2周間遅れての導入となります」といった売り方をしてきます。この例では4台購入予定だったパチンコ店もあと1台注文を追加すれば5台となりA店と同じ最初の入替え日に導入できるのです。そうすればお客さんを逃さずに集客できるかもしれません。人気のない台を販売するときも人気のある台が「餌」となります。「この(不人気の)台を買ってもらえれば今後販売する人気のある台を優先的に購入できます」などのセールストークで抱き合わせ販売をしてメーカーは売上を伸ばそうとします。

 このように店の力によって新台の導入日が変わってくることもあります。

 

  • 台数を多く買うと早い導入日で入替えができライバルに差をつけられる
  • 時には抱き合わせ販売もある
  • お金のあるお店が人気の新台を買える
  • そしてそのお金は遊技客の懐から出てくる

 

※私は法律には詳しくないのでこのような販売方法が独占禁止法の不公正な販売にあたるのかはわかりません。組織ぐるみの販売方法の指示ではなくメーカーの営業マンの独断なのかもしれませんがこのような販売方法があることは事実です。 

 

記事が長くなってしまい、購入するまでの流れしか説明できませんでした。台が設置されるまでの流れの続きをまた書いていこうと思います。ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

パチンコはグレーゾーン?【交換・換金】

 

f:id:west_nishi:20190708212805p:plain

 

 

□□□ パチンコは賞品がもらえるから楽しい

 

 みなさんはパチンコ・パチスロが好きですか?このBlogを読んでくださっているみなさまに好き嫌いを聞くのは愚問だと思いますが、では私達はパチンコ・パチスロのどの部分が好きなのでしょうか。ゲーム性そのものが魅力的だったり、大好きな版権が使われているためだったり、誰に気兼ねすることなく1人で遊べるところだったり、理由は様々だと思います。しかしパチンコ・パチスロがもし何のリターンもないものであったとしてもあなたは遊技をするのでしょうか。おそらく多くの方の答えはNO。遊技をしないと答えると思います。もしパチンコ店が1時間数百円の遊技料金を払ってプレイをし、出玉が出ても賞品に一切交換できないシステムだったらパチンコ店は集客し続けることができるのでしょうか。(ちなみに私は大好きなハナビの実機が自宅にあり、遊技をしても当然賞品に交換できませんが楽しくてほぼ毎日プレイしています!)

 やはりパチンコ・パチスロの楽しさの根源にあるものはお金を使い、そのリターンとして賞品を受け取ることではないでしょうか。賞品のジュースやお菓子も種類がたくさんあって楽しいですよね。ちなみにパチンコ店が加盟する業界団体で賞品の種類を500種以上、設置台数が500台を超えるお店は設置台数以上の種類を取り揃えるという取り決めが採用されています。ジュースやタバコも銘柄ごとに1種類とカウントされ、数稼ぎのために多種類のボールペンやシャチハタのハンコを賞品として取り揃えているパチンコ店も多く存在します。

  このようにパチンコ店には豊富な賞品が並んでいますが実際に最も交換される賞品は「特殊景品」と呼ばれるその名の通り特殊な賞品です。客はこの特殊景品を売ることで実質的な換金を行うことができるのです。

 

  • お金がかかっているから楽しい
  • パチンコ・パチスロは遊技の結果(出玉)に応じて賞品がもらえる
  • 客は手にした賞品を売ることができる

 

□□□ パチンコの三店方式とは 

 

 パチンコ・パチスロで出玉を賞品に交換し、それをお金に変えるまでの仕組みを「三店方式」と呼ぶことは一般の遊技客にも浸透してきていると思います。この三店とは、1.「パチンコ店」 2.「景品問屋」 3.「景品交換業者」から成り立っています

  1. パチンコ店=パチンコ店
  2. 景品問屋=パチンコ店に特賞景品を卸す業者
  3. 景品交換業者=お客から特殊景品を買い取る会社

 特殊景品の流れは、パチンコ店→交換業者→景品問屋→パチンコ店→交換業者→景品問屋...の繰り返しとなります。厳密にいうとパチンコ店で取り扱う賞品は一般に広く流通しているものという決まりがあるので東京や大阪の特殊景品は良いとして、地方に行くとそのホールオリジナルの「賞品」が使われている場合もありそういう意味ではグレーになります。

 お客が手にした賞品をどのように扱おうとそれは自由なので、売却することに問題はありません。たとえば手にした本をブックオフで売却してもなんの問題もありませんよね?

 

  • お客は三店方式で賞品を売却
  • それは不用品をブックオフやメルカリで売ることと同じ
  • まったく問題はない

 

 パチンコ店の禁止事項として

  • 現金を賞品としてお客へ渡してはならない
  • お客から賞品を買い取ってはいけない(自家買いの禁止)

 といったことが法律に書かれています。

 

 

□□□ 三店方式はただちに違法とは言えない

 

 過去に国会議員から「パチンコ店では日常的に換金が行われているが問題とは思わないのか」という趣旨のの質問があり、警察庁の担当官が「換金は全く存じ上げないこと」と答弁してパチンコアンチの方からそうとう反発を食らいました。しかしこの答弁は理屈としては決して間違っていないのです。

 パチンコ店の賞品に現金を提供することはNGですし、パチンコ店がお客から賞品を買い取ることも法律で禁じられていることは先程書いたとおりです。まれにパチンコ店が賞品の買い取り(自家買い)を行って摘発されることがありますがこれはレアケースです。(パチンコ店が自家買いせざるを得なかった悲しい事情があるのですが今回は省略します)

 つまりパチンコ店で賞品の提供はしますが現金を渡したり賞品を買い取ったりする「換金」は一切行われていないのです。つまり先程の答弁も間違いではないということになります。警察庁の担当官の気持ちとしては「てゆーか、パチ屋で換金が行われていたら俺たちが検挙するし!!」というものだったと思います。

  そして2016年には警察庁の見解よりもさらに重みのある政府の見解として民進党(当時)の質問主意書に答える形で「三店方式はただちに違法とは言えない」という答弁が出たのです。これによりひとまず三店方式の違法性に関しての議論に終止符が打たれたのです。

 

  • 三店方式は違法ではない
  • 警察庁の意見より重みのある政府の見解として正式に答弁があった

 

□□□ 他のギャンブルで三店方式は真似できない

 

 よく言われるのが「三店方式が通用するのはパチンコだけ。他のギャンブルで三店方式を用いてもまたたく間に検挙されて潰されてしまう。これは警察とパチンコが癒着しているからだ」という意見を目にします。

 「三店方式が通用するのはパチンコだけ」という部分はそのとおりなのですがこれは警察との癒着があるためではありません。

 例えば地下カジノをつくりルーレットやバカラを開いたとして、現金を直接賭けてしまってはもちろん賭博になります。パチンコのように特殊景品を賞品として用意し、三店方式の仕組みを作った場合でも賭博になり捕まってしまいます。なぜなのか。それはパチンコ店だけが法律で遊技の結果(出玉)に応じて賞品を提供してもよいと認められているからです。ルーレットやバカラで賞品を出すことは金を賭けた賭博になってしまうので違法なのです。

 これでなぜパチンコ店だけが三店方式で実質的な換金が可能なのに直ちに違法とならないのかがわかったと思います。パチンコ関係に従事する人やプレイヤーも後ろめたさを持つ必要はないのです。

 

  • パチンコ店のみが賞品を提供できる
  • 賞品を利用した三店方式が機能する
  • その他のギャンブルはそもそも賞品を提供した時点で違法

 

 

Blogのタイトルに反してあまりハナビやドンちゃんに関することを書いていないなと反省中です。。。 

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

設定変更の見分け方【セグ・ランプ表示、その他】

f:id:west_nishi:20190707215510p:plain

 

 

□□□ ゆうべの秘密 ♪ 他人の関係

 

 昨夜のことはもう聞かないのが大人の流儀。いろいろな想いが交錯しても、ゆうべはゆうべ、そして今夜は今夜。日にちをまたげばもう他人の関係なのが大人の遊戯。次の日に感情を持ち越してはいけません。そして字は違うけれどパチスロも大人の遊技。しかしどちらの遊戯 / 遊技もいけないと思いつつも昨夜の関係を断ち切れないのです。

 またまた今回も設定変更判別の要素を取り上げていきます。少しでも多く変更判別の要素を知ることで今後のパチスロライフが豊かになると思います。

 基本的に設定変更の判別とは「昨日を引きずる痕跡を見つけだす」ということです。言われてみないとなかなか気づきませんが実はパチスロは随所にその痕跡が残されているのです。これまで書いてきた内部情報のリセットもガックンも有利区間報知ランプも、みんな昨日の営業から日をまたいで残っているのか、いないのかを見極めることで設定変更の有無を知ることができます。

 

  • 設定変更判別のヒントは無数にありその組み合わせで最終的な判断をする
  • 設定据え置きとは昨日の続きをプレイすること

 

 

□□□ セグ表示、プレイガイドインジケーターもチェック

 

 クレジットを表示するデジタル数字や小役が揃ったときに払い出し枚数を表示するセグも大いに設定変更の判別に使えます。クレジットが残ったままの状態で設定変更をするとクレジットの情報がクリアされ0枚になってしまいます。せっかく貯留したメダルの枚数が設定変更で消えてなくなるのです。ただクレジット表示は非常にわかりやすくたとえ閉店直前にクレジットを残す「仕込み」を行っても大抵は店員さんの手でクレジットボタンを押され精算されてしまいます。なので前日クレジット残り→翌日クレジット消滅という状態になってもすぐに変更という結論には結びつきません。しかし知識としては覚えておいてください。

 クレジット残りよりも実用性が上がるのが払い出し表示残りです。PAYとか払い出しとか、台に書かれている表記はまちまちですが小役が揃った際に払い出された枚数を表示するあのデジタル数字です。この払い出し表示がされた状態=小役が揃った状態でクレジットを精算(クレジットをOFFとも言う)すると大抵の機種は払い出し表示も消えてしまいます(山佐は精算後やや時間をおいてから消える)。しかし三共・ビスティ社製の台は小役揃いからのクレジット精算をしてもいつまでも払い出しセグには枚数が表示されたままになります。例えば8枚ベルが揃ったゲームで精算した場合払い出し表示の「8」がいつまでも表示されています。閉店して台の電源を落とし、翌日の営業で再び電源を入れてもこの表示は残ったままです。さすがにベルが揃ったままだと不自然なので1枚払い出しの役のあとに精算→翌日も「1」の表示が残っていたら据え置き濃厚となります。メーカーは限られてしまいますが先程のクレジット残しよりもお店に気づかれずに「仕込み」ができるのではないでしょうか。

 ほかにもBETランプ(1枚がけ~3枚がけを表示するランプ)で1ベットのみ点灯させ翌日の点灯具合をチェックしたり、実用性はかなり低いですが変則押しで通常の入賞パターンではないリプレイを揃えておいて「リプレイランプ」を点灯させるという「仕込み」もあります。この場合の翌日のチェックと方法は、昨日と同じ出目であるのを確認(リプレイ後から誰も回していない)し、かつリプレイランプが消灯していたら設定変更が濃厚となります。ま、掃除のおばちゃんが台を拭き掃除する際にレバーONで1ゲーム回してしまうのがほとんどでしょうね。この掃除のおばちゃんの設定変更判別ブロックはかなり強力で、ある意味設定師よりも手強い相手だと個人的には思っています。(多くのパチンコ店では閉店後や開店前に店内の一斉清掃を行っており清掃業者に委託している。その業者から派遣されるのが掃除のおばちゃん)

 

  • クレジット情報もチェック
  • 払い出しセグを見るのも有効
  • 掃除のおばちゃんに要注意!

 

□□□ 他の台とのズレに注目!

 

 ほかにもまだまだ判別法が存在していて、有名で簡単なものに液晶のズレを見るというものがります。ほとんどのホールは台の電源を切入する際には電源ブレーカーを使って一度に台の電源を操作しています。1台1台の電源スイッチはONにしたままにしておいて、おお元のブレーカーで切入を行うのです。その結果、同時にスロットの台が立ち上がり当然液晶の画面表示も同一機種であればぴったり同調して表示されています。しかし設定変更を行った台は一度変更操作のために電源を落とされるのでその結果他の台と比べて液晶の表示がズレてくるのです。ここでも天敵となるのが掃除のおばちゃんです。掃除をしながらメニューボタンを押してしまい液晶表示が他の台とはズレてしまったり、ひどいときには拭き掃除をしながらうまい具合にボタンを押しユニメモなどの携帯連動サービスを立ち上げてしまい据え置きであると誤認してしまう場合もあります。台をきれいにしてくれるのは有り難いのですが変更判別につねにおばちゃんの妨害(といっても真面目に掃除をしているだけなのですが)も想定しなくてはならず厄介な存在です。

 そしてズレるのは液晶だけではなく、私の好きなハナビもリールのバックライトの明滅パターンがズレます。しばらくプレイをしないで放置しておくとバックライトを使ったデモ点滅が始まります。そのデモ点滅のズレを設定変更判別に使うのです。他にも液晶がない沖ドキやハナハナも台枠ランプが一定の周期で点滅しており、設定変更でその台だけ点滅のパターンにズレが発生します。

 

  • 液晶のズレに注目(液晶搭載機)
  • リールバックライトのデモ演出のズレに注目(ハナビなど)
  • 台枠のLEDの明滅のズレに注目(沖ドキ、ハナハナなど)

 

 まだまだいろんな設定変更判別方法があると思います。また機会があれば書いていこうと思います。 

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

コメント欄フルオープンでみなさまをお待ちしております♪

 

 

www.westnishi.com