ウエスト西のP/Sブログ

パチンコ・パチスロを256倍楽しむお話し!

設定変更の見分け方【ガックンチェック】

 

 

 

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□□□ スロットでガックンが発生する理由

 

 ゲームのプレイデータや、エクセル・ワードなどのPCファイルの保存がうまく行なわれていなくて落胆したことはありませんか?思っていたデータがそこに無くて、

 「消えているし!」

 「データが違うし!」

 と驚き戸惑った経験はありませんか?

 スロットのガックンはまさにこの「データが違うし!」と、スロット内部のコンピュータが驚き戸惑っている状態なのです。さすがにコンピュータに感情はないので驚いているという表現は間違っていますが、スロットのコンピュータが把握していたリールの停止位置と実際のリールの停止位置にズレが有り、リール始動時にそのズレを調整して同期させるために起こるのが「ガックン」なのです。ゲームやPCファイルのデータが消えたときはガックンならぬガックシといったところでしょうか。

 ハナビのリールを例にもう少し具体的にお話しをします。ハナビの左リールによく狙う箇所のひとつとして上段HANABI図柄がありますよね。左リールの上段から順に

 「HANABI」

 「風鈴」

 「氷」

 と、停止しした場合コンピュータ内部でも当然この出目が停止していることを認識しています。つまり実際の出目とコンピュータが思っている出目が一致しています。リールが停止していても回転していても基本的にはズレは生じず実際のリールの位置=内部で認識している位置となります。そうでないと風鈴が揃っていないのに10枚の払い出しがあるとかリーチ目が出たのにボーナスが成立していないなどのトラブルが生じる元になってしまいますよね。通常遊技中に、あるとき急にガックンすることは基本的にありません

 

  • ガックンとはリール始動時にぎこちない動きをすること
  • ガックンは実際のリールと内部情報のズレから生じる
  • ガックン察知のチャンスは1ゲームのみ

 

□□□ 実際と内部で停止位置のズレはいつ起こるのか

 

 基本的には実際のリールの位置と内部で認識している停止位置はリンクしているはずです。なのになぜ、いつそれがズレてしまうのでしょうか。

 まずは設定変更です。前回の記事*1にも書きましたが設定変更でさまざまな内部状態がリセットされますがリールの停止位置のリセットもそのひとつです。設定変更で内部の認識がリセットされ現在停止している実際のリールとのズレの微調整を行うために朝イチ一回転目で「ガックン」が発生します。

  もう一つのガックン発生理由はビッグボーナス終了後です。ビッグボーナス終了後にもリール位置の内部情報がリセットされ実際のリールの停止位置とのズレが生じます。ジャグラーでビッグボーナスを消化したあとの最初の1ゲームでリールを注視してみてください。そしてその次のゲームのリールの動きと比べてみてください。おそらく最初の1ゲームのほうがリールの動きに違和感があったと思います。それが「ガックン」です。

 最後の理由は一番もっともな話で、リールを手で動かした場合です。ガックンチェック対策でリールをずらす場合や朝イチボーナス図柄揃いにする場合、リールやリール窓の清掃、コインタンクのメダル回収、ホッパーに溜まったメダルの残量調整などをする際に店員さんが誤ってリールに触れた場合が考えられます。当然リールの位置が変わるので「ガックン」が発生します。

  このガックン発生理由のうち、設定変更によるガックンを利用して変更判別を行います。ただしこのガックンも発生理由が複数あることやそもそもガックンが発生しない機種もあるのでガックンの有無による変更判別は推測要素のひとつと考えその他の要素と複合的に判断して最終的な結論を導き出すのが良いでしょう。

 

  • 設定変更時のガックン
  • ビッグボーナス終了後のガックン
  • 手でリールをずらした場合のガックン

 

 □□□ ガックンする?しない?ガックンにまつわる噂話

 

 私の大好きなハナビは設定変更によるガックンは発生しないというのが定説になっています。試しに青も黒も白も設定変更して1ゲーム回してみましたがとてもなめらかにリールが始動しました。実際のリールと内部情報がズレていてもガックンしないでなめらかにリールを動かすことは別に難しくないんじゃないかと思うのですが技術的にどうなんでしょうか。開発の方コメント欄に情報をお願いします(願)!いずれのハナビも手でリールをずらした場合はガックンが発生します。

 

 ここから先は某メーカーの営業マンに聞いた話で情報の真偽に責任は持てませんが話のネタとして聞いてください

 5号機の途中から「設定変更やビッグボーナス終了後に内部的なリールの停止位置情報をリセットしなくてもよくなった」との話をメーカー営業マンから聞きました(メーカーの開発の方なら信憑性は上がるのですが...)。

 つまり実際と内部のズレが生じなくなったのでそれに伴いガックンも発生しなくなったとのことです。この話を聞いて後ほど私がなるほどと思ったのは、最近登場した新しいジャグラーはビッグボーナス終了後の1ゲーム目でガックンが発生しなくなっているという話を聞いたからです。つまりビッグボーナス終了後に内部状態のリセットが行われていない可能性が、ひいては設定変更後の内部状態のリセットが行われていない可能性が高まります。

 そして先程の営業マンの話には続きがありまして、

 「弊社の製品もこれによりガックンが発生しなくなったのですが、それではつまらないので電源投入時には意図的にプログラムでランダムにガックンを発生させています」

 と、言ったのです。もしこの話が本当ならば某30Φメダルのお花系マシン(沖ドキではない)はガックンチェックが効かなくなるということになりますね。あくまでも私が聞いたメーカー営業マンのお話しです。真偽の程は定かではありませんのでご了承くださいませ。

 

  • ガックンしない機種もある
  • メーカー仕込みのガックンもある!?

 

 ガックンにまつわるお話しはまだまだありますので機会をみてまた書いていこうと思います。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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*1:↑過去の記事です

設定変更の見分け方【有利区間・リプレイ高確率】

 

 

 

 

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□□□ 有利区間状態表示ランプ 

 

 こんにちは。記事を読んでくれてありがとうございます。今回は前回に続き設定変更の見分け方を書いていきます。*1

 まずは有利区間を報せてくれる「状態表示ランプ」です。このランプの存在は中~上級者の方には常識かもしれませんがまだまだ知らない方もたくさんいますので書いておきますね。ひと目でそれと分かるかなり簡単な判別法なのでぜひ覚えておいてください。

 5.9号機~6号機にはATなどのメダルが増えるゾーン、またはATなどの抽選を行うゾーンが存在しプレイヤーにとって有利なゾーンなので有利区間と呼ばれています。そしてこの有利区間を報知するためのランプがスロットには搭載されているのです(6号機はランプ非点灯でも有利区間滞在の可能性があります)。このランプはボーナス告知ランプのように大きくて煌々と輝くものではなくどちらかと言うと目立たずにひっそりと点灯します。詳しくは「スロット 有利区間 ランプ」のように検索すると実機の画像とともにたくさんのランプ画像がヒットすると思われます。クレジット表示や払い出し表示のデジタル数字の近くに小さなドットが点いていたり、投入やスタートをうながしたりリプレイを報せるランプに紛れて有利区間を報せるランプもちゃっかり配置されていたりします。

 この有利区間ランプが点灯中に閉店を迎え、翌日に見てみると設定が据え置きの場合はランプは点灯したままになります。逆にランプが消えていた場合、設定変更による内部状態のリセットでランプが消えたことになります。ただし有利区間のランプの対策をしっかり行っているパチンコ店も増えてきており毎日すべてのランプが消えているというホールは要注意です。変更による内部状態のリセットは確実ですが設定の上げ、下げ、同一設定の打ち直しの判別が難しくなってしまいます。またランプが消えている状態でも数ゲーム回すと状態ランプが点灯する機種も多いので、変更→数ゲームプレイしてランプを点灯させるといった作業をしている店もあることを覚えておいてください。

 

  • 有利区間を報知するランプが存在する
  • そのランプは設定変更で消灯する
  • 有利区間でも点灯しない機種もある

 

□□□ リプレイ高確率と設定変更

 

 これも内部状態に関する話です。ART機ではART状態になるとリプレイ確率が変動しますがこのリプレイ確率が変動した状態も一種の内部状態です。ちょっと上級者向けになりますが5.5号機から押し順によるペナルティがなくなったため通常遊技中でも移行リプレイによるリプレイ高確率状態になることがあります。基本的には小役を取りこぼしたり転落リプレイを引いて通常状態に戻ります。すべての機種に通用するわけではありませんがもし転落リプレイの入賞パターンを知っていれば、前日リプレイ高確率に上げ→翌日転落リプレイを確認、というパターンが出現すれば内部状態の保持=設定据え置きの察知が可能となります。 

 もっと簡単なリプレイ状態のお話しをします。スロットまどか☆マギカのようにARTが終了してもベルを取りこぼしたり転落リプレイを引くまでリプレイ高確率状態が継続する機種がありますよね。これを利用してART終了後のリプレイ高確率で遊技をやめ(閉店間際にこの状態を合わせるのが難しいのですが...)、翌日にリプレイが数ゲーム連続したり転落リプレイが出現したりすると設定の据え置きが察知できます。なかなかその機会はありませんが閉店間際に他のプレイヤーの遊技状況もチェックしておけば、たまには設定変更判別に使えるのではないでしょうか。(かなり古い台ですが北斗の拳世紀末救世主伝説(2011年11月)はART終了後のRTが設定変更でも消えなかったことを記憶しています。かなりのプレイヤーはRT残り=設定据え置きと勘違いしていました)

 

  • リプレイの高確率が残っているかチェック
  • 残っていると据え置き濃厚
  • まれにリセットでも高確率が消えない台がある

 

 まだまだ設定変更の判別方法のバリエーションはあるので記事の掲載をどうぞお楽しみに。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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*1:↓関連記事です

設定変更の見分け方【内部状態のリセット】

 

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□□□ 設定変更の方法です

 

 スロットを打つ際に気になることのひとつとして設定が挙げられます。自身が打っているこの台の設定は高いのか、低いのか。あるいは偶数なのか奇数なのか。はたまた設定が高いのであれば5なのか6なのか。そもそもそれ以前に設定は変更されているのだろうか。特に朝イチから、または0ゲームから遊技する場合は設定変更の有無が気になりますよね?

 設定変更を見抜くいくつかの方法を紹介する前に、まずはスロット台の設定変更はどのように行われているのかを説明したいと思います。メーカーや機種を問わず設定変更する際に必ず行う作業は以下のとおりです。

  1. 電源を落とす
  2. 設定変更キーを回して「ON」に入れる
  3. 電源を立ち上げる
  4. 設定変更ボタンで任意の設定を選択
  5. 設定変更キーを元の位置に戻す

 以上で設定変更作業は終了です。設定が変更されると台の内部情報の大部分がリセットされます。全部ではなく大部分というところが設定変更を見抜くのを難しくしています。内部情報のリセットの種類には、ARTやボーナスが成立していてもリセット、天井(あらかじめ決められた最大ハマリゲーム数に到達すると疑似ボーナスやAT、ART、チャンスゾーンなどの何らかの特典が発動すること)までのゲーム数がリセット、ゲーム数管理型の台ではプレイゲーム数のリセット、チャンスゾーンやボーナス抽選等の高確率・低確率ゾーンのリセットなどがあります。(機種によってリセットされるものとされないものに違いがあります)

 

  • 設定変更をするには一度電源を切る必要がある
  • 設定変更すると台の内部情報がリセットされる
  • 同一設定の打ち直しでも同様にリセットされる

 

 

□□□ 内部状態の変化で設定変更を察知する

 

 極端な例を挙げますと、閉店時間が来たためボーナス中に遊技を終了し、翌日その台がボーナス中であれば設定はほぼ据え置きとなります。閉店直前にハナビでリーチ目が出現しボーナスの成立を察知して遊技を終了し、翌日その台にボーナスが残っていたら設定は据え置きとなります。このように前日の内部状態が残されていたら据え置き、前日の内部状態が消えていたら変更というのが基本的な考え方です。もちろん例外やお店が設定変更の痕跡を残さない対策を立ててくる場合もあるので100%変更や据え置きが見抜けるものではないということも忘れないでください。

 

 設定変更を見分けられる代表的なものとして他にはゲーム数の管理で疑似ボーナスやAT、ARTを抽選している機種の挙動に注目するという方法が挙げられます。設定変更でそれまでのゲーム数がリセットされるため、例えば天井発動まで100Gを残してやめ、次の日に同じ台を遊技して100Gが経過しても天井が発動しなかった場合は設定変更の可能性が濃厚となります(天井までのゲーム数がリセットされない機種もあります)。

 特定のゲーム数の周期で大当たりの抽選を行う機種では前日の最終ゲームが重要となります。たとえば200G台ごとに大当たりの抽選確率がぐんと上がる機種の場合を例にします。前日300Gでやめられた台が据え置かれていた場合、前日からの持ち越しであと100G遊技するとに大当たりの可能性が高くなるゾーンを迎えることになります。そしてその通りに本日の遊技で100Gを過ぎたあたりで大当たりを引き当てたらそれは機種の特性から考えて設定は据え置きが濃厚になります。前日の最終ゲーム数を表示しているパチンコ店も多くなってきているのでこの内部のゲーム数を利用した設定変更判別はやりやすくなってきているのではないでしょうか。データ表示機が前日の最終ゲーム数の表示に対応していなかった場合、閉店間際にメモを取る必要があります。いずれにしても前日の最終ゲーム数は必要になりますし、機種特性の把握も重要になります。このブログでは設定変更を推測する大まかな考え方を書いていますので機種ごとの詳しい仕様は他のサイトで調べてくださいね。

 

 設定変更でリセットされる「内部状態」を以下に箇条書します。その中でいくつかの重要なものは後日個別に記事を書いて説明しようと思います。今回の記事では基本の基本を書いたのでスロット初心者の方以外は退屈だったかもしれませんが徐々に内容の濃い話も出てきますので楽しみにしていてくださいね。

 

  • ボーナスフラグ、AT、ART、疑似ボーナスなどの大当たり
  • 消化ゲーム数(天井や大当たりするゲーム数)
  • 何かしらを抽選する高確率・低確率の状態
  • 5.9号機以降の有利区間(状態表示ランプ)
  • クレジット情報、払い出し表示
  • リール停止位置の内部認識(リールガックンに関係する)
  • リプレイの(高確率)状態

 

 上に箇条書したものは機種によってはリセットされないものもあるので注意が必要です。

 ほかにも設定変更判別に利用できる、リセットされる内部状態がありましたらコメント欄を通じて教えてくださいませ。よろしくおねがいします。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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そのホール、設定6ありますか?

 

 

 

 

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□□□ 設定6は本当にあるのだろうか?

 

 先日、車で自宅から1時間ほどのところにある常設(管理)釣り場に行ってきました。川の一部を囲って魚が逃げないように管理された釣り場です。3,000円ちょっとの入場料を払ってニジマスとイワナを見事GETしました(釣ったとは言っていません...)。魚をドバドバ放流するのを目の当たりにすると興ざめする半面、確実に魚がいるのだからなんとしてでも釣らなければ!とガッツが湧いてきますね!🐟

 ところでみなさんが普段行くパチンコ店には設定が入っているのでしょうか。目の前で店長さんが設定を入れてくれれば安心して打てるのですがそうはいきませんよね。常設釣り場では魚の種類があらかじめわかっていますが、パチンコ店は何の種類(設定)があるのかわかりません。ニジマスやイワナを釣りたいのにフナやコイしかいなければ投資が無駄になってしまいます。当たり前の話ですが釣りは魚のいる場所で、スロットは設定の入っているお店で打たなければ成果を得ることはできません

 では果たしてパチンコ店のスロットに設定は入っているのでしょうか。答えとしては「設定は入っています」となるのですがその投入率が気になりますよね?

(そういえば私が行った常設釣り場ではなぜかコイも放流していました。魚種の説明にコイは載っていなかったのですが)

 

  • スロットに設定は入っている
  • 問題は設定の投入率
  • 魚影が薄い日も当然ある

 

 

□□□ 気になる設定投入率

 

 それでは若干もったいぶった感がありますが一般的な設定6の投入率を教えます!ずばり設定6の投入率は1%ちょっとです。この数値は私の推測ではなく、某ビッグデータの数値となっています。パチスロを打つ日、打つ店、打つ台をすべて適当に選んで打った場合100回に1回は設定6に座る計算になります。もちろん店を選んだり打つ日を選んだり打つ台を絞り込んだりすれば設定6に座れる確率はどんどん上がっていきます。魚釣りも同じですよね?良い釣り場、良い日にちが釣果につながります。

 さてこの設定6の投入率を聞いてみなさんはどのように感じたでしょうか?「嘘だぁ。設定6なんてあるわけ無いだろ」と思う方もいるでしょうし、逆に「もっともっと設定6はあるよ!」と思った方もいるでしょう。この数値の成り立ちをもう少しだけ詳しくお話します。

 

  • 設定6は100台に1台強くらい
  • 決してノーチャンスではない
  • 設定6の数が多いか少ないかは考え方次第

 

 

□□□ 高設定の掴み方

 

 先程の設定6投入率1%ちょっとという話の内容をもう少し詳しくお話します。

 某電機屋さんがパチンコ屋さんに向けて行っているサービスで、店のデータを集めて分析をするというものがあります。パチンコ屋さんは自分の店のデータをこの電機屋さんに提供して、データ提供の対価として同じようにデータを提供した全国のパチンコ店のデータの集合体や分析結果を見ることができます。全国的に見て個別の機種の稼働状況や他の店の設定の投入状況をみて自分の店の運営に活かしていきます。そう、設定配分のデータも送信しているのです。このデータ送信を行っている店の総数は実に2,500店舗以上に上ります。そのビッグデータによると設定6の投入率の平均値は1%強となっているのです。

 

 ※この某電機屋さんの高価なシステム(ホルコン)を導入し、さらにデータ収集の有料サービスにも加入するいわゆる「意識高い系」のパチンコ店は全国平均のパチンコ店より一般的には財力もあるので2,500店舗のデータは全国に1万店弱あるパチンコ店の平均値より良い数値が出ている可能性があります。

 ※ホルコンというパワーワード(笑)が出ました。一部の方には遠隔とか不正とかを連想させるかもしれませんが台のデータを収集、集計、記録するためにすべてのパチンコ店にはホルコンが設置されています。今後の記事の中でこのホルコンについても取り上げていこうと思います。

 ※国1万店(10,596店 警察庁発表2017年)という数字もものすごい速さで減っていっているのでこれも今後の記事の中で書いていこうと思います。

 

 しかしこの1%強というのはあくまで平均値です。機種によって設定の投入率の違いは当然あるでしょうし、ライター来店や〇〇取材のようなイベント開催時、〇の付く日、などの特定日は設定投入率がぐんと上がるはずです。逆に言うと何もない平時はチャンスの度合いが下がってしまうということですね。もちろん大前提として店選びも重要になります。

 ちなみに私の大好きなハナビの設定6投入率は2%弱なのだそうです。もちろん投入頻度が一番高い設定は1となります。ハナビやジャグラー、ハナハナのように設置寿命の長い人気機種は高設定の投入率が高い傾向にあります。ハナハナは地域を選びますが(新潟、愛知、岐阜、三重、沖縄は設置も多いですね)設定6の投入率が高くハナハナはシリーズによりますが4%弱くらいは設定6が使われています。そして人気のない機種はほぼ高設定は使われていません。繰り返しますが店、機種、日付などの選択で高設定に座れる確率は大きく変動します。全部ならして平均で設定6投入率は1%弱なので片寄る日を探しましょう。魚釣りも大潮の日の方が釣果が望めますもね!😉

 みなさまの行く店が特定日に高設定を多用するならば逆に危険な日もあることを忘れないでください。すべてのパチンコ店は営利を目的に営まれているからです。

 「某電機屋さんのビッグデータ」というワードは今後も出てくると思いますのでその意味合いを覚えておいてくださいね。

 

  • 店、機種、日付を選べば設定6に座れる
  • ロングラン機種は設定が高め
  • 選定を誤ると低設定を遊技するリスクが格段に高まる

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

 

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さよなら名機たち。【CR】も【5号機も】なくなるその理由。

 

 

 

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□□□ 別れはいつもついてくる

 

 機種名の頭に「CR」と付くパチンコ台や「5号機」と呼ばれるスロット台の設置期限が近づいてきていることはご存知のことと思います。
 代わりに2018年の2月から施行された法律で新しい規則で作られた台が出てきます。機種の頭に「P」が付くパチンコ機や「S」の付くスロット台(6号機)がそれにあたります。
 もともとパチンコとパチスロの台には設置期限がありまして、都道府県に機械の設置を申請し、許可が降りてから3年間がその期限となります。さらに特別措置として認定というものを申請するとそこから3年間の設置延長が認められます。つまり最大で6年間の設置ができるのです。

 今回の撤去は設置期限の最大6年間を迎えるものに加え、6年未満でも撤去しなければならない機種もたくさん存在します。
 先程の認定の話ですが認定を申請してから3年間設置期限が延びるものでして、例えば新台を設置して1ヶ月後に認定申請をしてしまうと1ヶ月+3年で、その機種は最大で3年1ヶ月しか設置できなくなります。

 なぜ6年を経過していない機種でも「CR」や「5号機」は撤去しなくてはならないのでしょうか。それは先程書きました2018年2月施行の規則改正に原因があるのです。
 例えば2017年に登場した機種で最大期間の設置を考えた場合、最初の設置から3年経過する2020年に認定を申請して3年間設置期限を伸ばせば2023年まで使える計算になります。
 しかし今回の規則改正で2018年2月以降、旧規則で作られた機械の認定申請は受け付けてもらえなくなったのです。そこでパチンコ店は仕方なくまだまだ設置できる台でも規則が変わって認定申請を受けられなくなる前に申請を出したのです。
 結果として先程の2017年に登場した機械を例にすると本来であれば2020年に認定申請をするところを2018年に申請をせざるを得なくなり、2018年+3年で2021年が設置期限となってしまったのです。

 少しややこしい話をしてしまいましたが「CR」や「5号機」は基本的に2021年の1月31日までが設置期限になります。(一部機種はさらに2~3ヶ月後の撤去になります)
 この大量撤去が発生する問題をパチンコ業界では2021年問題と呼んでいます。
 撤去する機械の代わりの機械を手に入れられないお店は廃業に追い込まれる可能性もあり、実際に資金力のないお店は2021年1月31日でお店をたたむこともすでに考えているようです。

 

  • 台の設置期限は最大で6年間
  • 2021年1月末が「CR」「5号機」の設置期限
  • 2021年1月末で営業をやめるお店も出てくる

 

 

□□□ もうおわりだね?まるで今日のことなんて思いもしないで

 

 5号機時代を彩った数々の機械たちが卒業していきます。

 2019年のうちにも、エウレカセブンラブ嬢化物語まどか☆マギカアナザーゴッドハーデスバジリスク絆モンスターハンター、などなど、そうそうたるメンバーが「卒業」していきます。なんとも寂しい限りですよね?
 そして2021年の1月末にはミリオンゴッド神々の凱旋もジャグラーたちも、私の大好きなハナビも、パチンコでいえばCR北斗無双もみ~んないなくなってしまいます!!(涙)

 お店によっては撤去する機種の代わりに新たに導入する台を買う費用が捻出できずに廃業してしまうところも出てくると思います。みなさまが通っているお店の「CR機」と「5号機」の数を1度かぞえてみるのも良いと思います。その台数×約40万円が台を購入する費用になります。廃業しないまでも台を撤去したあとをベニヤ板でふさぐお店も出てくると思いますがかなり売上が減ってしまうので設定状況に期待が持てなくなりますね。
 撤去が進んだあとも新しい台を買うことができる資金量が多いお店を選ぶことが今後の私たちがパチンコ・パチスロを打つ際の勝敗を決めるポイントになりそうですね。

 

  • スロットだけではなくパチンコのメイン機種も撤去される
  • 台を多く買えるお店が有利になる。台が買えなくベニヤでふさぐお店も
  • 今後は資金量が多い大手チェーン店での勝負がより有利になる?

 

 

□□□ さよならは別れの言葉じゃなくて

 

 なんだか暗い話ばかりになってしまいましたね。
 さらには2020年の4月から健康増進法により席に座りながらの喫煙が禁止されます。非喫煙者にとっては良いことで、吸い殻の回収やその他清掃業務が軽減されお店にとってもメリットがあります。
 しかし一方で喫煙者の来店回数に響いたり、タバコを吸うたびに席を立つのでその分、台が稼働しなくなりお店の儲けが減ってしまいます。お店の儲けが減るということは今まで以上にお客さんの負担が増える=高設定が減るということです。それはあまり歓迎できませんね。

 しかし「Re:ゼロから始める異世界生活」のような大ヒット機種もありますし、メーカーも知恵を絞って楽しい台をリリースしてくると思います。
 「ドンちゃん2」のようなノーマルタイプでも出玉と演出のバランスの取れた台が出てきていますのでそんなに悲観しなくても良いのかも知れません。

 またハーデス、まどか☆マギカ、バジリスク、その他いろいろな人気機種の後継機も

鋭意作成中とのことですので期待しましょう。

 6号機は総じて千円あたりに遊技できる回数が増えているので(ベースがアップしているとも言う)勝負は若干遅くなりますが時間あたりに負ける金額も少なくなり、そういう意味では私たちにとってプラスと考えることもできます。

 

  • 6号機でもすでに大ヒット機が出てきている
  • 人気シリーズの後継機も続々登場
  • 6号機は5号機よりも時間あたりの負け額が抑えられている

 

 いずれにせよ大好きなパチンコ・パチスロを今後も打ち続けると思いますので、台を開発するメーカーや、台を運用するお店には頑張ってもらいたいですね。

 

 それでは。また。

目押しのコツ、上達法

□□□ まずはボーナス図柄を押そう!

 

 目押しが苦手!という方はたくさんいらっしゃると思います。スロットを始めていきなり図柄の直視ができる人もいれば何年経験を積んでもボーナス図柄を揃えるのも難しいという人もいます。

 でも安心してください。この記事を読めばすぐに目押しができるようになります。ちょっとしたコツといいますか、着眼点を変えれば意外と簡単に目押しができるようになります。ディスクアップのようなビタ押しを求められる機種はさて置き、大抵の機種はこれからお伝えする簡単なコツを身につけるだけで十分に楽しむことができます。まずは重要なボーナス図柄を押せるようになり目押しの楽しさを味わいましょう。

 仕事でも、スポーツでも、スマホゲームでも、たった一言のアドバイスで急に理解が深まり上達することってありますよね!目押しも一緒です。

 

  • 1つでいいのでボーナス図柄を狙おう
  • 1つ押せると別の図柄が押せるようになる
  • でもわかるコツがあ

 

□□□ 図柄だって押して欲しい!

 

 好きな人に送る、送られる、ラブサイン。なにげないその仕草や言葉に隠されたサインを見逃すとせっかくのチャンスも逃してしまうことになります。

 パチスロの目押しも一緒です。最近の機種はみな、リール幅が広くバックライトも明るく、目押しがしやすいように作られています。加えて重要な図柄(ボーナス図柄)は「ぜひ!押してください」というラブサインを発しているのです。そこを見逃さなければ誰でも簡単に目押しができてしまうのです。

 ではそのラブサインとはいったいどのようなものがあるのでしょう。私がパチスロを打つ際に必ずチェックしているラブサイン=目押しのポイントを以下に挙げます。

 

  • はみ出している部分
  • 透過している部分
  • 縦のライン

 

  まずははみ出た部分を見つけましょう。ボーナス図柄は他の図柄に比べて大きくリールに描かれているのが一般的です。ベルやリプレイ図柄よりも大きいため、特に横幅の大きさが目立ちます。リールの全体を見るのではなくこの横にはみ出た部分を見ましょう。私の好きなハナビを例にするとドンちゃん図柄は、ドンちゃんの右手のピースサインと腰に差したウチワがはみ出ています。特に向かって右側にはみ出ているウチワが黄色い色と相まってとても目立ちます。このはみ出た部分だけを見ると他の図柄に邪魔されることなくドンちゃんを押せるようになると思います。他の機種も同様に大きくはみ出た部分があるので探してみましょう。

 つぎにリールのバックライトが透けて見えるポイントを探しましょう。すべてのボーナス図柄にあるわけではないのですが、回転しているリールを見ていると「キラッ!キラッ!」と光るポイントが見えてきます。赤、黄、白、などボーナス図柄の一部の色が半透明になっていてリールの後ろにあるLEDの明かりが透けて目に飛び込んできます。これもハナビを例にすると七図柄の一部が赤く透けています。具体的な箇所は七図柄に描かれているハチマキの右下の部分です。この部分が赤く透けています。重要なのは全体を見るのではなく、ドンちゃん図柄ではウチワのみを見たのと同様に七図柄はハチマキの右下の部分のみを見るようにしましょう。回転中でも必ず赤くキラキラ光る部分が見えてくるはずです。

 最後に縦のラインですが、図柄に縦に引かれたラインが有るとその図柄は見やすくなります。なぜならリールは縦方向に回転するからです。横のラインやその他の描画は回転すると動きが早すぎて動体視力が良くて直視できる人以外はデザインが目に入らなくなってしまいます。しかし縦のラインは回転方向と同じ方向に線が引かれているので回転のスピードの中に消え入ることなく目で認識できるのです。縦のラインはすべての機種にあるわけではないのですが特にBAR図柄に縦のラインが入っていることが多いので積極的に目押しに活用しましょう。

 

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ハナビの目押しポイント

 

 

□□□ ボーナス図柄を基準に小役も目押ししよう!

 

  ラブサイン=目押しポイントを見つけるとボーナス図柄の目押しが簡単になってくると思います。練習を重ねリールが1周するタイミングを習得するとるとビタ押しも可能になってきます!

 ボーナス図柄の目押しができるようになれば次のステップは小役の目押しです。チェリーやスイカといった小役は適当に押していると取りこぼしてしまう場合があります。でも目押しするにはボーナス図柄より難易度が上がりますし、ラブサインもない場合が多いです。もうお気づきの方も多いと思いますが小役はボーナス図柄を目安に目押ししましょう。BAR図柄の上下にチェリーが配置されている場合も多いですし、各ボーナス図柄の上下、またはその近くにスイカ図柄が配置されている場合も非常に多くなっています。好きな人(プレイヤー)の友達(ボーナス図柄)の近くにいて関係を近づけるという小役による一種の奥手なラブサインなのかもしれませんね。

 

  • 小役は見えなくてもOK
  • ボーナス図柄の近くに小役がいないかチェック

 

例えばわずか1人でもこの記事を読んで目押しができるようになった!という方がいれば幸いです。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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ちょっと待って!ウエイトのお話し

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□□□ ギャンブル等依存症対策基本法のせいで??

 

 2018年の10月に施行されたこの法律の名前、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

 法律の条文の中で

 「ギャンブル等」=「~ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為~」

 という表現が見られます。射幸とは簡単に言うと「楽をして稼ごうとすること」だそうです。そして警察は様々な圧力のもと依存症対策に過敏に反応してパチンコ・パチスロの出玉性能(射幸性)を抑える規則改正を行いました。みなさまご存知の通り、スロットでは6号機と言われる台やパチンコで言えば機種名の頭に「CR」の代わりに「P」が付く台が新規則の台として登場しました。この規則改正のせいで旧規則で作られたハナビが寿命を迎えることになりました(涙)。

 4号機→5号機→6号機の順で出玉性能は下がって来ています。簡単に言うとたくさん勝てなくて、そんなに大きくも負けないとういう状態になってきています。5号機の終わり頃から6号機になって妙にコイン持ちが良い(千円あたり回せるゲーム数が多い)機種ばかりになってきたと思いませんか。これはビッグボーナスなどの大当たり時の出玉を少なくして通常時にチビチビと還元する設計になってきたためです。つまり時間がかかるので楽ではなく、しかも稼げないという、射幸の定義とは逆の方向に向かわせようとしているのです。

(出玉性能と依存症の因果関係は認められないという意見もあるようです。下のリンク参照)

 

  • 6号機は短時間で沢山の出玉は得られない
  • 機種名に「P」の付くパチンコ機も同じ
  • でも同じ時間遊技するなら負け額は減る

 

amusement-japan.co.jp

 

 

□□□ 出玉性能の他に射幸性を下げるもう一つの要因

 

 パチスロには「ウエイト」というものがあります。高速でストップボタンを押してゲームを消化しても次ゲームに移行するまでにすぐにリールが回らないとういことがありますよね。これは1ゲームにつき最短でも4.1秒の時間を要するように定められているからです。リールが回転を始めずに4.1秒が経過するまで待っている状態をウエイトと呼びます。

 スロットプレイヤーにとってはスロットにウエイトがあることは常識ですが、それでもウエイトを知らなかったという人もいると思います。例えばわずか1人でもこの記事を読んでウエイトの存在を知り、「なるほど」「そうなんだ」と思っていただけたら幸いです。

 このウエイトの存在理由は正に射幸性を下げることにあります。常に4.1秒内で1ゲームを終わらせた場合(フルウエイト遊技と呼ぶ)、1時間に878ゲーム回せる計算になります(3,600秒÷4.1秒≒878)。もしウエイトが2秒に縮まった場合1時間に1,800ゲームも回せることになります。そうなると消費するメダルも増え、勝ち負けが大きくなってしまいます。

 逆のケースで例えてみます。ミリオンゴッド神々の凱旋の2倍の出玉性能がある台があるとします(打ちたい!ですね)。でも1ゲーム回すのに1時間もかかったらどうでしょう。1日12時間で12ゲームしか回せないので1日の負けは最大36枚になります。逆にすぐに当たって、純増12枚だったとしても1日12時間で144枚しか勝てません。そんな台を打ちたいと思いますか?

 以上のような例えを聞くとウエイトは射幸性に大きくかかわる要素だとわかるのではないでしょうか。

 パチンコではウエイトに相当するものとして発射速度規制があります。現行の規則では1分間に100発までしか発射できません。もしこの2倍の発射が可能であれば勝負が早くなり射幸性が上がってしまいますよね。逆に保留玉の貯まり具合や液晶演出によってはハンドルから手を離すことで玉の発射をストップし消費金額を抑えることも可能です。

 パチスロのウエイトは規則改正をしてもう少し短縮されてもいいのではないかと個人的には考えます。そしてわたしのウエイト(weight)も、もう少し小さくならないかなと思う今日このごろです。

 (涙)

 

  • ちょっと待って!ウエイトがかかるから消費金額が抑えられる
  • 1ゲームに4.1秒を要する
  • パチンコは1分間に100発以内の発射個数

 

□□□ ハナビの遅れとウエイト音

 

 ウエイトの話が出ましたので少し話をハナビに戻します。ハナビを打つ上でひとつのアクセントになるのが「遅れ」の存在です。この遅れに関してはまた別の記事で書いてみようと思いますがウエイトを効かせる(4.1秒以内で遊技を終え続ける)ことで遅れの発生を察知しやすくなるという利点があります。

 ウエイトがかかりリールが回りだすまでの間、ボリュームはかなり小さいですが「ウエイト音」というものが鳴っています。ウエイト音って何?という人は急いで回してみてリールが始動するまでの間、注意して音を聞いてみてください。

 通常時はウエイト音→スタート音と同時にリールが回転、という流れになるのですが遅れ発生時はウエイト音→リールが回転(遅れ)→スタート音という順番になります。ウエイト音がスタート音に切り替わるまでに一瞬間が空きます。この「間」が遅れです。遅れがわからないという人はウエイトをかけてその音に注目ならぬ注耳してみてください。

 

それでは、また。

 

今後も当たり前の常識から、意外とみなさんが知らない話まで幅広く記事を書いていこうと思います。

 

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